2006,07,02, Sunday
X-TransCoder4でDivx5.11を使う
動画変換をする方でDivxを使ったことがない人はほとんどいないのではないか、
という位メジャーなコーデックであるDivx。
と同時にDivxといえばどのバージョンを使うかに各人の好みが出るところ。
思いつく限りでは5.02派、5.05派、5.11派、5.21派、最新版派
に分かれるのではないかと思います(あくまで独断と偏見です)
ちなみに自分は5.11派です。
そんなわけで表題になるわけですが、私自身は基本的に普段録画している番組は
aviutlでエンコードしています。
しかし、週4、週5で放送されている番組はaviutlでエンコードするのが面倒くさいため
X-TransCoderで録画したそばから追っかけ変換し、
それをVirtualDubModを使ってCMカットしていました。
が、最近のFEATHERでは追っかけ変換にはX-TransCoderをアップデートしないと
追っかけ変換ができなくなりました。(アップデートしなくても手動登録からの変換ならOK)
やっぱり自動的に変換も開始してくれる方が便利なのですが、ここで問題になるのは
Divxのバージョン。5.21になってしまうのです。
5.21になる最大の問題はキーフレーム挿入の甘さです。
上に書いたように変換後VirtualDubModを使ってCMカットをするわけですが
変換後は編集ポイントはキーフレームからしかできません。
基本的にCMに入った時には前画面と画像情報が大きく異なりますから
そこでキーフレームが挿入され、CM部分だけカットすることができます。
しかし5.21ではその検出力が甘く、CMに入ってからもキーフレームを
うまく入れてくれないことが目立ちました。
そのため自分の使い方として5.21は不適で、追っかけ変換が可能で
かつその際のDivxのバージョンは5.11となる方法はないかと考えました。
以下はその方法です。
---------------------------
1、5.11が使えるX-TransCoderのバージョンがインストールされている状態で
C:\Program Files\Common Files\Canopus Shared\DivX
にあるdivxenc.axとPSIKey.dllを保存。
2、X-TransCoderをアップデートする。
3、1で保存していたdivxenc.axとPSIKey.dllを
C:\Program Files\Common Files\Canopus Shared\DivX\5.2.1\Pro
へ上書き保存
---------------------------
ただ、この方法にはある意味致命的とも言える問題点があって
変換速度が大幅に低下してしまいます。
この点について少し検証してみたのですが、どうやら
優先度が設定を変えても常に画質最優先(slowest)
に固定されてしまうのが原因のようです。
ここまで書いてきて言うのもなんですが、それならaviutl使うなあ
という感じになりまして、結局旧バージョンのままその都度手動で登録する、
という形に落ち着いてしまいました。
ただ、せっかくいろいろ試してみたのだからまとめてみようかということ、
X-TransCoderによる変換を画質最優先の設定で行っている人には
役に立つかもなあということで今回ポストしてみた次第です。
という位メジャーなコーデックであるDivx。
と同時にDivxといえばどのバージョンを使うかに各人の好みが出るところ。
思いつく限りでは5.02派、5.05派、5.11派、5.21派、最新版派
に分かれるのではないかと思います(あくまで独断と偏見です)
ちなみに自分は5.11派です。
そんなわけで表題になるわけですが、私自身は基本的に普段録画している番組は
aviutlでエンコードしています。
しかし、週4、週5で放送されている番組はaviutlでエンコードするのが面倒くさいため
X-TransCoderで録画したそばから追っかけ変換し、
それをVirtualDubModを使ってCMカットしていました。
が、最近のFEATHERでは追っかけ変換にはX-TransCoderをアップデートしないと
追っかけ変換ができなくなりました。(アップデートしなくても手動登録からの変換ならOK)
やっぱり自動的に変換も開始してくれる方が便利なのですが、ここで問題になるのは
Divxのバージョン。5.21になってしまうのです。
5.21になる最大の問題はキーフレーム挿入の甘さです。
上に書いたように変換後VirtualDubModを使ってCMカットをするわけですが
変換後は編集ポイントはキーフレームからしかできません。
基本的にCMに入った時には前画面と画像情報が大きく異なりますから
そこでキーフレームが挿入され、CM部分だけカットすることができます。
しかし5.21ではその検出力が甘く、CMに入ってからもキーフレームを
うまく入れてくれないことが目立ちました。
そのため自分の使い方として5.21は不適で、追っかけ変換が可能で
かつその際のDivxのバージョンは5.11となる方法はないかと考えました。
以下はその方法です。
---------------------------
1、5.11が使えるX-TransCoderのバージョンがインストールされている状態で
C:\Program Files\Common Files\Canopus Shared\DivX
にあるdivxenc.axとPSIKey.dllを保存。
2、X-TransCoderをアップデートする。
3、1で保存していたdivxenc.axとPSIKey.dllを
C:\Program Files\Common Files\Canopus Shared\DivX\5.2.1\Pro
へ上書き保存
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ただ、この方法にはある意味致命的とも言える問題点があって
変換速度が大幅に低下してしまいます。
この点について少し検証してみたのですが、どうやら
優先度が設定を変えても常に画質最優先(slowest)
に固定されてしまうのが原因のようです。
ここまで書いてきて言うのもなんですが、それならaviutl使うなあ
という感じになりまして、結局旧バージョンのままその都度手動で登録する、
という形に落ち着いてしまいました。
ただ、せっかくいろいろ試してみたのだからまとめてみようかということ、
X-TransCoderによる変換を画質最優先の設定で行っている人には
役に立つかもなあということで今回ポストしてみた次第です。
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| キャプチャ | 03:21 AM | comments (0) | trackback (0) |
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