2007,02,22, Thursday
廃競馬場巡礼
来週の月曜日にグリーンチャンネルで競馬ワンダラーが
再び復活します。今回はばんえいにスポットを当てた形
となるようです。個人的には前回のスペシャルで、初代
アシスタントの森崎さんが出てこなかったのが残念。
今回復活しているといいのですが…
そんなわけで買おう買おうと思っていながら先送りに
していた廃競馬場巡礼を購入しました。
Amazonでも在庫が少なくなっているようで、まえがきの
「早いところ調べておかないとマズイんじゃないか」
ではありませんが
「早いところ買っておかないとマズイんじゃないか」
という感じで。
まずびっくりしたのは日本はこんなに競馬場があったのか
ということ。巻末に現在/過去の全国競馬場一覧が掲載
されているのですが、驚くなかれ46都道府県(唯一記載の
ないのは沖縄のみ。それも前回スペシャルでどうやらあった
ことが判明しているので、全都道府県!)その数150以上。
戦後の復興支援として作られたものも数多いということにも驚き。
現在でも、最近では中越地震の復興支援として宝くじが
発売されたり、競馬でも震災復興支援競争が行われたり
しましたが、あれが各地で行われたと考えれば
分かりやすいでしょうか。
そんな各競馬場も経済成長と共に多くが姿を消していきます。
その原因としては累積赤字だったところもありますが、
無視できないくらい多いのが、近隣住民を中心とした市民運動。
政治家がこういった類の運動に弱いのは古今共通のようです。
その中には明らかに偏見に基づくものありました。
地方競馬が苦境にあえいでいる今、売上増加の策という面では
ネットとの提携等、色々な案が出されていますが、こういった
偏見等、ある種内部の敵に対してはそれほど議論が
なされてないような気がします。
こういった部分を過去から学ぶということは今後に向けて
大事ではないかと思います。
そんなわけで、全体を通しての感想を書いてきましたが、
これと関連して、残念だったところは、200ページほどの本に
17個もの競馬場のエピソードを盛り込んだために、1つの
競馬場に割かれるスペースが少なくなってしまったということ。
現存する資料の関係もあるのでしょうが、もう少し絞り込んで
深く書いてほしかったかなという気はしました。
ワンダラーは映像化されていたので、あれくらいの情報量で
ちょうど良かったのですが、活字となると少し物足りないかな、
という感じです。
ともあれ競馬と、それにかかわるもの、人、場所が好きな人に
とっては読んでおいて損はないかと思います。
個人的には学生で暇のあるうちに旅打ちをしておかねば
ならんなあ、という気をより強くさせてくれた本でした。
廃競馬場巡礼
再び復活します。今回はばんえいにスポットを当てた形
となるようです。個人的には前回のスペシャルで、初代
アシスタントの森崎さんが出てこなかったのが残念。
今回復活しているといいのですが…
そんなわけで買おう買おうと思っていながら先送りに
していた廃競馬場巡礼を購入しました。
Amazonでも在庫が少なくなっているようで、まえがきの
「早いところ調べておかないとマズイんじゃないか」
ではありませんが
「早いところ買っておかないとマズイんじゃないか」
という感じで。
まずびっくりしたのは日本はこんなに競馬場があったのか
ということ。巻末に現在/過去の全国競馬場一覧が掲載
されているのですが、驚くなかれ46都道府県(唯一記載の
ないのは沖縄のみ。それも前回スペシャルでどうやらあった
ことが判明しているので、全都道府県!)その数150以上。
戦後の復興支援として作られたものも数多いということにも驚き。
現在でも、最近では中越地震の復興支援として宝くじが
発売されたり、競馬でも震災復興支援競争が行われたり
しましたが、あれが各地で行われたと考えれば
分かりやすいでしょうか。
そんな各競馬場も経済成長と共に多くが姿を消していきます。
その原因としては累積赤字だったところもありますが、
無視できないくらい多いのが、近隣住民を中心とした市民運動。
政治家がこういった類の運動に弱いのは古今共通のようです。
その中には明らかに偏見に基づくものありました。
地方競馬が苦境にあえいでいる今、売上増加の策という面では
ネットとの提携等、色々な案が出されていますが、こういった
偏見等、ある種内部の敵に対してはそれほど議論が
なされてないような気がします。
こういった部分を過去から学ぶということは今後に向けて
大事ではないかと思います。
そんなわけで、全体を通しての感想を書いてきましたが、
これと関連して、残念だったところは、200ページほどの本に
17個もの競馬場のエピソードを盛り込んだために、1つの
競馬場に割かれるスペースが少なくなってしまったということ。
現存する資料の関係もあるのでしょうが、もう少し絞り込んで
深く書いてほしかったかなという気はしました。
ワンダラーは映像化されていたので、あれくらいの情報量で
ちょうど良かったのですが、活字となると少し物足りないかな、
という感じです。
ともあれ競馬と、それにかかわるもの、人、場所が好きな人に
とっては読んでおいて損はないかと思います。
個人的には学生で暇のあるうちに旅打ちをしておかねば
ならんなあ、という気をより強くさせてくれた本でした。
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| 競馬 | 02:22 AM | comments (0) | trackback (0) |
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