2006,10,31, Tuesday
Amazonで2880円(だった)MP3プレーヤーの実力を検証する 音質編
その低価格が好評だったのかAmazonでは在庫切れを
おこしてしまったサンディスク SDMX2-512B(P)。
ホントはこうなる前にレポを完成しなければならない
ところでしたが今後も入荷されると信じて音質編です。
音質を比較するにあたっては実際に聞いてもらうのが1番
ということで今回は3通りの条件で録音したものを比較しました。
ファイルのダウンロードはこちらからどうぞ
なお、曲はcranky氏のparty 4u "holy nite mix"
を使わせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
原曲は氏のwebサイトRave-SLaveから
ダウンロードして下さい。他にも素晴らしい曲が満載です。
録音条件はSDMX2-512Bで再生した曲をSound Blaster Liveの
ラインイン端子から取り込み、lame3.92でエンコしたものです。
ナンダソノジョウケンハと思った方。すんません。
あくまで音の傾向をみるということで一つご容赦を。
まずは1のデフォルト状態での音ですが、明らかに高音が強調
されていることが分かります。
私自身は付属のイヤホンを一度も使うことなく手持ちのイヤホン
それも耳掛けイヤホンに交換して曲を聴いたので、なんだこの
高音強調は、と思ったのですが、他の方のレビューを見ると、
どうやら付属のイヤホンは低音強調気味らしいです。
メーカー的にはイヤホンとの調和を取るために本体は高音を
強めにしていたのでしょうか。
そこで音質設定で2のようにSRS WOW機能をオフにしたところ
だいぶ元の素直な音になりました。この機能はメーカー的には
ウリの機能だったようで少し残念な気もしますが、切った方が
電池も長持ちするらしいのでここは一つオフでいきたいところ。
設定を煮詰めるのが面倒な人はこれだけでも十分ではないかと
思いますが、前述の通り私は耳掛けイヤホンを使用している
こともあり、これでもまだ高音優勢(というよりは低音が出てない)
のように感じました。特に電車の中で男性ボーカル曲を
聞いたりすると、演奏は聞こえるのだけれど、肝心の声が…
といったことがありました。
そこでもう一つの音質設定項目であるイコライザを弄ることに。
この機種のイコライザは62Hz、250Hz、1kHz、4kHz、16kHzの
各周波数帯を+-13dBの範囲で調整するというやつです。
で、調べてみたところ男性の声の主成分の周波数は約1kHz
ということが音楽配信最前線-圧縮と周波数
にのっていました。これだ!ということでイコライザの
1kHz部を+5dB、後は低音を出したいということで、62Hz、250Hz
をそれぞれ+2dBずつ強調したものが3のイコライザ調整版です。
今回の比較に用いた曲がインスト曲ということもあり比較し辛い
かもしれませんが、それなりに成果が出た感じです。
まとめるとSDMX2-512Bはそのままの状態だと多少クセのある
音ではあるものの、調整次第ではそこそこの音質を得られる
といったところでしょうか。
安いがクセのある商品の設定を練りこんでいくことに喜びを
感じるような方であれば間違いなくお勧めです。
逆にいうと、買ってすぐポンと使いたいという人向けの商品
ではないかな、という気もします。
私自身はどうかといえば、とても満足しています。
後は再入荷、そして価格も3000円割れしてくれればよいのですが。
12/1 7:43 追記
どうやら通常版は又も品切れの模様です。
ただ、128MBのSDカード付のものは在庫ありの様子。
1G版は500円還元ということもあり
こちらを選択するのも悪くないと思います。
SDMX2-512B 512MB+SDカード128MB付 価格:¥3,980(税込)
SDMX2-1024 1GB+SDカード128MB付 価格:¥6,980(税込)
11/16 23:46 追記
ついに青が入荷した模様です。
サンディスク SDMX2-512B 512MB 価格:¥2,880(税込)
11/1 22:56追記
青は依然品切れのままですが、ピンクは入荷した模様です。
サンディスク SDMX2-512P 512MB 価格:¥2,980(税込)
おこしてしまったサンディスク SDMX2-512B(P)。
ホントはこうなる前にレポを完成しなければならない
ところでしたが今後も入荷されると信じて音質編です。
音質を比較するにあたっては実際に聞いてもらうのが1番
ということで今回は3通りの条件で録音したものを比較しました。
ファイルのダウンロードはこちらからどうぞ
なお、曲はcranky氏のparty 4u "holy nite mix"
を使わせていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
原曲は氏のwebサイトRave-SLaveから
ダウンロードして下さい。他にも素晴らしい曲が満載です。
録音条件はSDMX2-512Bで再生した曲をSound Blaster Liveの
ラインイン端子から取り込み、lame3.92でエンコしたものです。
ナンダソノジョウケンハと思った方。すんません。
あくまで音の傾向をみるということで一つご容赦を。
まずは1のデフォルト状態での音ですが、明らかに高音が強調
されていることが分かります。
私自身は付属のイヤホンを一度も使うことなく手持ちのイヤホン
それも耳掛けイヤホンに交換して曲を聴いたので、なんだこの
高音強調は、と思ったのですが、他の方のレビューを見ると、
どうやら付属のイヤホンは低音強調気味らしいです。
メーカー的にはイヤホンとの調和を取るために本体は高音を
強めにしていたのでしょうか。
そこで音質設定で2のようにSRS WOW機能をオフにしたところ
だいぶ元の素直な音になりました。この機能はメーカー的には
ウリの機能だったようで少し残念な気もしますが、切った方が
電池も長持ちするらしいのでここは一つオフでいきたいところ。
設定を煮詰めるのが面倒な人はこれだけでも十分ではないかと
思いますが、前述の通り私は耳掛けイヤホンを使用している
こともあり、これでもまだ高音優勢(というよりは低音が出てない)
のように感じました。特に電車の中で男性ボーカル曲を
聞いたりすると、演奏は聞こえるのだけれど、肝心の声が…
といったことがありました。
そこでもう一つの音質設定項目であるイコライザを弄ることに。
この機種のイコライザは62Hz、250Hz、1kHz、4kHz、16kHzの
各周波数帯を+-13dBの範囲で調整するというやつです。
で、調べてみたところ男性の声の主成分の周波数は約1kHz
ということが音楽配信最前線-圧縮と周波数
にのっていました。これだ!ということでイコライザの
1kHz部を+5dB、後は低音を出したいということで、62Hz、250Hz
をそれぞれ+2dBずつ強調したものが3のイコライザ調整版です。
今回の比較に用いた曲がインスト曲ということもあり比較し辛い
かもしれませんが、それなりに成果が出た感じです。
まとめるとSDMX2-512Bはそのままの状態だと多少クセのある
音ではあるものの、調整次第ではそこそこの音質を得られる
といったところでしょうか。
安いがクセのある商品の設定を練りこんでいくことに喜びを
感じるような方であれば間違いなくお勧めです。
逆にいうと、買ってすぐポンと使いたいという人向けの商品
ではないかな、という気もします。
私自身はどうかといえば、とても満足しています。
後は再入荷、そして価格も3000円割れしてくれればよいのですが。
12/1 7:43 追記
どうやら通常版は又も品切れの模様です。
ただ、128MBのSDカード付のものは在庫ありの様子。
1G版は500円還元ということもあり
こちらを選択するのも悪くないと思います。
SDMX2-512B 512MB+SDカード128MB付 価格:¥3,980(税込)
SDMX2-1024 1GB+SDカード128MB付 価格:¥6,980(税込)
11/16 23:46 追記
ついに青が入荷した模様です。
サンディスク SDMX2-512B 512MB 価格:¥2,880(税込)
11/1 22:56追記
青は依然品切れのままですが、ピンクは入荷した模様です。
サンディスク SDMX2-512P 512MB 価格:¥2,980(税込)
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